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【SPICE独占解禁】映画『イン・ザ・ハイツ』の特別映像&話題のプールシーン裏話

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2021年7月30日より日本公開される映画『イン・ザ・ハイツ』。その原作は、リン=マニュエル・ミランダの作詞・作曲、キアラ・アレグリア・ヒューディーズの脚本により作られた同名ミュージカル作品だ。2008年にブロードウェイ初演、同年のトニー賞で作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞に輝き、さらに同年のグラミー賞でもミュージカルアルバム賞を受賞した。

そんな『イン・ザ・ハイツ』の映画版は、歌手のアリアナ・グランデや俳優のヒュー・ジャックマンがSNSで大絶賛のコメントを投稿して話題となったが、先日6月11日に全米の3456スクリーンで公開されると11日(金)~13日(日)までの3日間で11,405,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、ヒュー・ジャックマンの『グレイテスト・ショーマン』(オープニング成績8,805,843ドル)を軽々と超える大ヒットを記録した。また、全米公開を経て米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでは一般の観客のレビューも多く上がっているなか、驚異の96%フレッシュを記録している(※2021.6.14 時点 /Rotten Tomatoes 調べ)。さて、このほど、本作の楽曲<96,000>をフィーチャーした特別映像をSPICE上で独占解禁することとなった。下記動画をお楽しみください。

【動画】映画『イン・ザ・ハイツ』特別映像(96000) 2021年7月30日(金)公開


様々なシーンの映像が切り取られているが、中でも注目は劇中で<96,000>が歌い上げられるプールでの迫力ある群舞シーン。原作者であり作詞・作曲を務めたリン=マニュエル・ミランダと、壮大無比な振付を務めたクリス・スコットが、このプールシーンの裏話を語った。

リン=マニュエル・ミランダは「<96,000>のシーンのロケーションは、監督のジョンとキアラ(製作・脚本)のコラボレーションから生まれたんだ。ロケハンの際キアラはジョンに、彼女にとって重要なワシントン・ハイツの周辺のいろんな場所を紹介して回ったんだ。その時、彼らはハイリッジ・プールに偶然出くわした。それで彼らは『そうだ。これはプール・ナンバーになるね!』と言ったんだ(笑)。それはジョークとして始まったけど、結果的にそのナンバーをやるにふさわしい唯一の場所になった。近所を歩き回ったからこそ、あのナンバーは存在しているんだ」と、プールのロケーションが決まった経緯を語る。

<96,000>では不法移民であるソニーが政治的なラップを披露する場面があるが、リンはこれについて次のように語る。「僕にとってこの曲の歌詞の内容は、2008年(ブロードウェイの初演)よりも今の方がもっと現実に直結していると感じられるんだ。ソニー(グレゴリー・ディアス四世)のソロパートではワシントン・ハイツの人々が直面する問題について訴えかけている。僕がそれを書いたのは2005年だけど、それはいまの世の中にはもっと緊急性がある。僕にとって興味深いことに、時代がこのショーについて、そしてキャラクターたちが直面する葛藤について、明らかにしてくれたんだ!」

一方、振付担当のクリス・スコットも、「あのシーンは大変だったよ! 実はあのプールの水は凍えるほど冷たかったんだ。ダンサーたちは、本当に頑張ってくれたよ。つくづくダンサーは、精神的にも肉体的にも強い人たちなのだと実感した。僕はこのシーンの振り付けにとてもインスピレーションを感じて、ストップが掛けられないぐらい沢山バリエーションを作ったよ(笑)。実際に撮影されたダンス・パートの中でも、映画に最終的に使われたのは6~7割だけなんだ。リハーサルしたけれど、撮影されなかったダンスも、3~4分の長さのものがあるよ」と述べた。

そう、今回解禁となったシーンは映画のほんの一部。スタッフ陣も特段の思い入れのあるプールシーンの全容は是非劇場でお楽しみいただきたい。

『イン・ザ・ハイツ』7月30日(金)全国ロードショー! © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

『イン・ザ・ハイツ』7月30日(金)全国ロードショー! © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved


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